提出前当会原文

平成十九年一月○日
衆議院議員 堀内 光雄 様
自由民主党党員有志一同
チームレッツコータロー
富士吉田市住民有志一同

拝啓

過日、平成十八年十二月二十七日に表明した貴殿の『堀内光雄氏、自由民主党富士吉田市支部長就任』について、大多数の党員の意向を無視した非民主的な手法、あるいはその任命経緯の不透明さに対し、党員を代表して強く抗議するとともに任命経緯の情報開示を要求いたします。

貴殿は先の富士吉田市の衆議院選挙結果においても、当時の自由民主党においても『ノー』を突きつけられた本人でもあり、代々にわたって地元を食い物にしてきた一波の張本人でもあります。その結果、この地では自由で豊かな活力が失われ、一部の人間だけが利する不均衡な地域へと成り下がってしまいました。このような状況になった理由は住民であれば誰でも既知のことであり、以上の事実から貴殿が私たち党員、あるいは住民のリーダーとなることは天地が覆ってもありえないことであると認識しております。従って自由民主党党員の有志一同としてこの度の貴殿の富士吉田支部長就任に対して強く抗議し、白紙撤回を要求いたします。

さらに、富士吉田支部長選任の経緯について極めて不透明な闇の勢力の存在を感じており、その就任経緯に関与した人物の公表、具体的には議事録の開示を要求いたします。もし貴殿の就任にやましい事実がないのなら直ぐにでも議事録は開示するべきだと考えます。そうすることが党員の不信感に答える最良の方法であることは政治家である貴殿なら十分熟知していることと思われますがいかがでしょう。
現時点において、自由民主党党員の大多数、住民の大多数にとって今回の人事が到底納得できる状況でないことは貴殿が肌身で感じているはずです。もし、一部の取り巻きに守られて事実を知らないのであれば早急に調査し、貴殿自ら富士吉田支部長任命経緯の議事録を提出されることを望みます。

なお、議事録の提出は本状提出日から一週間以内にお願いします。当方といたしましては、選任経緯の資料精査の後、自由民主党党員の有志一同に対して説明の場を持ちたいと考えております。もし、回答のない場合には本件を上部に奏上し、また広く世間に対して意見を求めていく行動に移ることを宣言いたします。

もし、貴殿自ら過去を鑑み今後襟を正していきたいと考えているのなら、今回の件を白紙に戻し、広く党員の意見を聞き入れ、民主的で透明性のある開けた自由民主党の未来に尽力されるよう心からお願いいたします。

敬具

朝日新聞・毎日新聞・読売新聞各社、ならびに富士吉田支部への
抗議文提出時に他の党員会派・住民代表の方々と意見調整し文面一部修正しました