2009年10月6日 知事訪問

知事への質問と要望(Team Let's Fuji)
郡内医療体制と地域医療再生基金の支援要請について

富士吉田市市立病院へのリニアック整備について知事ともども県議員の皆さま、周辺首長の皆さまのご尽力をいただき深く感謝いたします。リニアック整備によって地域がん診療連携拠点病院の役割を果たすことができ、周辺市町村の懸案事項が無事に解決する見通しがつきました。富士吉田市としても、リニアック整備のために富士吉田市立病院別棟の設計予算を補正計上し着実に準備を進めていることをご報告いたします。
次に、さらなる地域2次医療圏の体制整備の充実のためには郡内地域関連市町村が連携し合って協力していくことはもちろんですが、財源確保も大切だと認識しております。そのため、国の地域医療再生基金の支援要請を富士吉田市ならびに周辺地域に働きかけていますが、県の協力なしに実現することは難しいと思われます。従いまして、政権が替わり状況が不明ですが山梨県として地域医療再生基金の支援要請を国に働きかけていただきたいと切望いたします。郡内地域医療崩壊をくい止めるためにもよろしくお願いいたします。
関連して、郡内に限った話ではありませんが、現実的な問題として老人介護の問題が私たちを大きく不安にしており、老人ホームの不足がどうにかならないかと日々話題に上っております。知事の見解を伺いたいと思います。

国政と富士山世界遺産の状況変化について

 先ごろ行われた衆議院議員選挙の結果を受け政権交代が実現し、我々としても期待半分、不安半分な感想を抱いております。特に不安な部分に目を向けますと、国道138号線の複線化、東富士五湖道路と東名高速道路の連結など、計画そのものが維持されるのかという部分です。国全体のコスト削減の趣旨は十分理解しておりますが、やはり、長年の懸案事項解決のために国への働きかけを十分に行ってほしいと切望しております。
 当会は富士北麓地域を世界有数の環境先進地域に育て上げる目標を立てており、富士山世界文化遺産を契機に景観面も含め、総合的な環境都市の実現が富士北麓地域の今後の生活の糧になると期待をしております。従って富士山世界遺産の結果がどうであれ、当会の理念は変わりませんが、県には引き続き強い気持ちと十分な計画を携えて世界遺産登録に邁進していただきたいと思います。
山梨県は、新政権の環境大臣が本県選出であり現政権が環境重視であること、本県は環境技術に強いこと、さらに富士山と湖と大自然を擁していることなどの武器があり、特に富士北麓地域に十分な投資が期待できることを内外にアピールしていただきたいと思います。また実際に県には投資していただき富士北麓の発展に力を貸していただきたいと思います。富士北麓地域は日本一の環境先進地域になり得ますし、日本一のホスピタリティ地域になり得ると確信しております。また、先の老人介護施設等のヒントがここにあるような気もいたします。

知事後援会について

 お話を伺いたいと思います。