富士吉田市議会市議会議員横山勇志一般質問

 

公な意見でもあり、市政への質問です
一般質問録
≪第七回(2011年6月20日)横山勇志一般質問≫

 平成23年6月定例議会において一般質問をさせていただく前に、本年3月11日に発生した東日本大震災の被害者の方々、ならびに今なお行方が分からない方々、さらには様々な二次被害で苦しんでいる方々に対して心よりお見舞い申し上げます。そして、1日も早い復興と日本の底力を切に信じてやみません。
また私事になりますが、先の統一地方選挙においては2期目の信任をいただき、改めて身の引き締まる思いとともに富士吉田市のために身を粉にして額に汗する決意をいたしました。
 さて今回私が質問することは、「富士山世界文化遺産と富士登山認定書について」と「小児初期救急医療センターについて」の2点を市長にお尋ねしたいと思います。

≪富士山世界文化遺産と富士登山認定書について1回目質問≫

 標題1、富士山世界文化遺産と富士登山認定書について1回目の質問をいたします。
 まず初めに富士山世界文化遺産についてですが、岩手県の平泉が今まさに国内15番目の世界遺産に登録されようとしております。ご存じの通り、平泉は過去に推薦書の不備が大きく影響し、世界遺産登録延期の勧告を下されたため、当時の日本の関係者に多大なるショックを与えたので記憶に新しいと思います。その後、平泉ではコンセプトの簡素化、コアゾーン・バッファゾーンの整備、公共工事の精査など、世界遺産登録推薦書の不備を徹底的に改め、今日に至っています。また、住民の意識改革も必要で、たんなる町興しや観光客誘致目的の世界遺産ではなく、住民自らが世界遺産に登録される意義を周知させる等の努力の結果、住民発意のイベントや勉強会が開催され、世界遺産登録への弾みとなったと聞き及んでいます。
 私が世界遺産誘致活動を行っている最中に平泉を訪れた際にも、駅前の垂れ幕をはじめ、そこかしこに見られる誘致案内版が住民の意識を向上させているように見受けられました。翻って本市や本市周辺を見てみると富士山を世界遺産にする機運が感じられません。本年7月には山梨県と静岡県の両県で登録推薦書原案を文化庁に提出する運びになっており、来年2月には日本政府が登録本推薦書をユネスコに提出し、同年夏にはイコモス現地調査等が行われ、早ければ平成25年夏ごろ世界遺産委員会で認められれば富士山世界文化遺産登録の運びとなっています。私は、この目前にまで迫った世界遺産へのロードマップやコアゾーン・バッファゾーンの周知、さらに掘り下げて、富士山を世界遺産にする意義などを住民に広く分かり易く伝達する義務が行政側にあると考えています。
そこで私は、今まで申し上げた事を子供でも理解できるように記述した冊子を本市が率先して作成し、小中学校を中心にその冊子を配布し、世界遺産の興味を子供たちから広げていくと良い結果が出ると思いますが市長の考えをお伺いいたします。
また、富士山を世界遺産にする機運を高める具体的な準備を今から始め、例えば平泉のような行動を行政と住民とが一体となって醸成していく段階に入っていると思いますが市長の考えをお伺いいたします。
 次に、昨年の平成22年12月定例議会で私が提言した本市公認の富士登山認定書についてですが、市長は答弁の中で「富士登山認定書の発行の実施に向けては、諸課題を整理しながら、研究して参りたいと考えております」と発言し、再度の質問に対し「富士登山認定書の発行に伴う地域経済の活性化についてでありますが、先ほど答弁申し上げましたとおり、その認定方法や取得者への特典の内容等、様々な課題を整理する中で、実施に向けて取り組んで参りたいと考えております。特典の内容等につきましては、地元の各種関係団体等と十分協議して参りたいと考えております」と答弁され、翌日の新聞には「本年から富士登山認定書を発行します」と少々早計すぎるような発表までしました。ところが、富士登山シーズンが7月1日と迫った現時点において、提言した私にさえ、富士登山認定書がどのように計画されているのかの説明が市より一切ありません。
そこで、富士登山認定書の扱いが現在どのような段階になっているのか、また、富士登山認定書をどのように活用していく考えなのか、市長にお伺いいたします。
以上で標題1、富士山世界文化遺産と富士登山認定書について1回目の質問といたします。 

《横山勇志議員 第1標題1回目の質問に対する答弁》

  横山勇志議員の富士山世界文化遺産と富士登山認定書についての御質問にお答えいたします。
 まず、世界遺産小冊子の作成についてでありますが、富士山の世界文化遺産登録は、山梨・静岡両県をはじめ、地元関係者の長年の夢であり、私も、「平泉」「小笠原」の次は日本のシンボルである「富士山」だと強く確信しているところであります。
 世界遺産小冊子につきましては、昨年、「わたしたちの大切な宝物 富士山を世界文化遺産に」というタイトルの子供向け冊子を山梨・静岡両県合同で作成し、本市小学校の4年生から6年生の子供たちに対し、学校を通じて配布させていただいたところであり、本年度におきましても、新4年生を対象に配布して参ります。また、中学生に対しましては、一般向け冊子「富士山を世界文化遺産に」を配布して、横山議員からの御発言のとおり、世界遺産への関心が子どもたちに広がるよう努めて参りたいと考えております。
 さらに、本年7月には、富士山世界文化遺産登録書原案の提出が予定されておりますので、広く広報紙や、市民夏祭り等のイベントを通じて、世界文化遺産登録への機運を高めるとともに、行政と住民とが一体となって登録推進に向けて取り組んで参りたいと考えております。
 次に、横山議員から御提案のありました富士登山認定書についてでありますが、世界に誇る富士山に、ふもとからチャレンジした登山者の山頂踏破に対する達成感、充実感に応えるべく、富士登山シーズン幕開けの7月1日から、雄大な富士山をバックに製作した富士登山認定書を交付して参ります。
 認定書の交付につきましては、富士山の豊かな自然や奥深い歴史などに恵まれた、唯一歩いて登ることができる吉田口登山道を、ふもとから山頂までゆっくりと登山していただく、自然を満喫できる登山のさらなるアピールになるものと考えております。これに加え、本年7月からは富士急行線富士吉田駅が富士山駅に改称され、富士登山バスの多くの発着地点が富士山駅となるとともに、新たに富士山馬返しバスが運行されることなどを併せますと、ふもとからの富士登山の注目度がさらに高まり、本市の観光産業の活性化に繋がるものと考えております。
 また、認定書の活用につきましては、認定書取得者の市内への誘客推進も視野に入れ、認定書交付の際の様々な特典等について、今後、段階的に導入して参ります。
 以上、答弁といたします。

≪富士山世界文化遺産と富士登山認定書について2回目質問≫

標題1、富士山世界文化遺産と富士登山認定書について2回目の質問をいたします。
 私は、富士山世界文化遺産は官民一体となって推進してこそ、世界遺産として本来の目的が達成できると思いますので、市長は住民発意の醸成を促す施策を大胆に行って欲しいと思います。また、例えば吉田高校で行っている富士山学との連携など、子供たちへの冊子配布はもちろんですが、教育の現場から世界遺産を盛り上げる施策を多く取り入れ本市独自の行動も積極的にアピールしていくべきだと思いますが市長の考えを再度お伺いいたします。
さらに、市長が提唱されている富士山環境保全協力金は、所信で述べられている通り、東日本大震災を考慮し、国民的議論をも視野に置き世界文化遺産に合わせ国民に訴え理解していただくよう、実現に向けて邁進していただきたいと思います。
 次に富士登山認定書の本当の意義は、本市住民におもてなしの心を持っていただき、登山者には本市のことを広く内外にアピールして欲しいという願いがありますので、本認定書を核とした新しいアイディアの導入を推進し続けて欲しいと思います。私も今後のアイディアを一つだけ申し上げますと、富士登山認定書の材質は本市特産の織物を使用した形態があっても良いと思います。
さて、市長答弁にありましたように、ふもとから富士登山するニーズは増え続けており、吉田口登山道には登山者や登山大会のトレーニングをする人たちが季節を問わず訪れるようになりました。そして、登山道利用者の中で広く懸念されていることの一つに馬返し駐車場の車上荒らしの件があるということを市長はご存知でしょうか。例えばインターネットの検索で吉田口登山道を検索してみると「富士山馬返しは車上荒らしが多く、気を付けましょう」とか「馬返し駐車場で友人の車が車上荒らしにあいました」という言葉が並んでいます。私は、吉田口登山道整備の中に安心・安全な登山環境を行政が責任もって提供することも当然含まれていると思います。市長も富士山を本市の大切な資源として、その有効活用に向けて看過できない問題だと思いますが、市長はこの件を認識していたでしょうか。また、私は馬返し駐車場をこれ以上不名誉な状態で放置しておけず、実態調査等を行っていただきたいと思いますが、市長の考えを伺いたいと思います。
以上で標題1、富士山世界文化遺産と富士登山認定書について2回目の質問といたします。

《横山勇志議員 第1標題2回目の質問に対する答弁》

横山議員の2回目の御質問にお答えいたします。
 富士山世界文化遺産登録についてでありますが、私も、富士山が世界文化遺産になることがゴールであるとは考えておりません。世界の宝である富士山を守り、未来の子供たちに引き継ぎ、伝えていくことが私たちに課せられた責務であると考えております。
 また、富士山の世界文化遺産登録については、行政と住民とが一体となって登録に向けて連携していくことがもっとも重要であり、そのためには広く市民が世界文化遺産に関し理解を深めることが、必要不可欠であることは申し上げるまでもありません。
 今後におきましては、山梨県、本市教育委員会と連携、協力する中、教育現場において、世界文化遺産に関連する様々な施策を積極的に取り入れて参りたいと考えております。
 次に、富士登山認定書等についてでありますが、認定書の意義につきましては、先ほど答弁申し上げましたとおり、登山者の山頂踏破に対する達成感や充実感に応えるものであるとともに、横山議員御発言のとおり、おもてなしの心を持った取組みに結びつけていくことが、必要であると考えております。
 また、馬返しでの車上荒らしにつきましては、本市が進めているふもとからの自然を満喫できる登山に対するイメージダウンにも繋がることから、私も、非常に憂慮すべきものであると認識いたしております。この件についての管轄は富士吉田警察署であるとは承知しておりますが、市といたしましても、これまでの事例や経過などを確認するとともに、本年7月からは富士山馬返しバスも運行され、さらなる登山者や来訪者が予想されることから、所有者である山梨県はもとより富士吉田警察署と連携、協議して、より有効な対策を講じて参りたいと考えております。
 以上、答弁といたします。

≪富士山世界文化遺産と富士登山認定書について3回目質問≫

標題1、富士山世界文化遺産と富士登山認定書について3回目の質問をいたします。
 富士山世界文化遺産の周知活動は国や県に付託するばかりでなく、市長答弁にありますように行政と住民が一体となって連携することが大切ですので、本市独自の施策はもちろん、教育の現場も大いに活用して富士山世界文化遺産の理解を広げるよう、ご尽力していただきたいと思います。
 次に馬返し駐車場ですが、車上荒らし撲滅のために、そして犯罪抑止力のために、例えば誰の目にもわかる場所に防犯カメラを取り付けるなど、関係機関との協議はわかりますが、本市で早急に対処できることは実行に移したら良いと思いますが市長の考えを伺います。また、市長答弁にありますように本年7月から富士山馬返しバスが運行されることにともない、私も、過日、馬返しの様子を視察して参りました。そこで気になったことは、馬返しに至る車道の荒廃ぶりです。道幅は狭く、舗装は所々欠如しており、いくら小型とはいえバスが通行しても大丈夫なのかと思いました。本市としても富士山のふもとから山頂登山を推進し、富士登山認定書を発行する責任上、馬返し駐車場の車上荒らしと同様に山梨県に対して安心・安全の観点から、どのような対策が講じられているのか市長にお尋ねいたします。
以上で標題1、富士山世界文化遺産と富士登山認定書について3回目の質問といたします。

《横山勇志議員 第1標題3回目の質問に対する答弁》

 横山議員の3回目の御質問にお答えいたします。
 まず、馬返しでの防犯対策につきましては、私といたしましても、防犯対策は非常に重要な問題であると認識しておりますので、早急に、山梨県、富士吉田警察署と連携、協議を進めて参ります。
 次の、馬返しに至る車道の整備につきましては、産業観光部長をして答弁いたさせます。
 以上、私からの答弁といたします。

【産業観光部長答弁】

 横山勇志議員の馬返しに至る車道の整備についての御質問にお答えいたします。
 馬返しに至る車道の整備につきましては、吉田口登山道が県道であることから、過日、山梨県に対し、バスの運行会社とともに道路整備を要請したところであります。その結果、山梨県からは、7月1日の開山日に向け、荒廃部分の補修等を実施していただけるとの報告を受けております。
 以上、答弁といたします。

≪小児初期救急医療センターについて1回目質問≫

標題2、小児初期救急医療センターについて1回目の質問をいたします。
平成20年10月より横内知事並びに堀内市長、および医師会等関係各位の協力のもと、本市に小児初期救急医療センターがオープンしました。従来なら、子供の異常時に遠く甲府まで車を走らせて診察していたことが、この当該センター設置によって、わずか数十分で診察を受けられるようになりました。私も選挙期間中を通して、子育て世代の大きな安心感に繋がったと、多くの意見をいただいております。この小児初期救急医療センター設置の件は、私が議員に初当選する前から自身の経験も踏まえて取り組んできた案件なので、本市住民から安心して子育てできるという声を耳にするたびに嬉しく思います。
しかしながら、当該施設を含めたバックアップ体制が24時間でないことが事実としてあります。もちろん、協力してくださっている医師の負担など、様々なバックアップ体制には頭が下がる思いで感謝しております。参考のため現在の当該施設の診察時間を述べますと、平日の診察時間が20時より24時まで、土曜日の診察時間が15時より24時まで、祝祭日の診察時間が9時より24時までとなっており、必然的に深夜0時以降から朝まで空白の時間が毎日生じています。ちなみに甲府の施設は翌朝7時まで開所していますので、私は子供たちの医療に関してこのような地域間格差があることはやはりおかしいと思います。我が子の急な発熱など子供に何か異変が生じた場合、親が子を心配して医者に頼ることは空気のように当たり前のことでなければならないと思います。
そこでまず、当該施設の開所から現在までの利用実績をこと細かく市長にお示し頂いた上で、現状をどのように認識しておられるのか、また当該施設を含めた小児初期救急医療の24時間体制は何が課題なのか率直な市長の考えをお尋ねいたします。
以上で標題2、小児初期救急医療センターについて1回目の質問といたします。

《横山勇志議員 第2標題1回目の質問に対する答弁》

 小児初期救急医療センターについての御質問にお答えいたします。
 まず、富士・東部小児初期救急医療センターの利用実績と現状認識についてでありますが、当該センターの利用実績は、平成20年度には4,479人、平成21年度には10,936人、平成22年度には10,091人と、開所当初の推計患者数6,000人を大幅に上回っております。その内、富士吉田市民の受診者数は、平成21年度、22年度ともに約3,400人と、全体の約33%を占めており、今後もこうした傾向は続いていくものと考えております。平成20年10月の開所以来、当該センターは、夜間や休日における子どもの急変時の小児救急医療拠点として地域に定着しており、本市における、安心して子育てができる重要な環境整備のひとつになっているものと認識しております。
 次に、本市における小児救急医療の24時間体制についてでありますが、富士・東部地域の小児初期救急医療体制は、当該センターを中心として救急体制が図られているところであり、その運営につきましては、県及び医師会等関係機関の多大なる御協力をいただく中で、山梨県小児救急医療事業推進委員会が行っております。当該センターを開設するにあたりましては、甲府地区と同様に、24時間体制の診察時間を目指しておりましたが、富士・東部地域における小児科医の数には限界があり、甲府方面等の小児科医の協力を得て午後12時までの診察時間を確保しているのが現状であります。
 24時間体制を実施するためには、当然、現在の小児科医の数をさらに増やすことが必要でありますが、その前提となる小児科医が全国的にも不足している状況であることから、現時点における24時間体制の導入は極めて困難であると捉えております。
 以上、答弁といたします。

≪小児初期救急医療センターについて2回目質問≫

標題2、小児初期救急医療センターについて2回目の質問をいたします。
 市長答弁にありましたように、小児科医不足の状況では、小児初期救急医療の24時間体制は困難であると、私も確かにそう思います。しかし、市長答弁をそのまま受け入れるわけにはいきません。なぜなら、困難な状況だからと言って歩を進めることを止めれば何も実現しないことを私は知っているからです。言葉で簡単に「困難である」と言う前に、例えば市長が推進している慶応大学との連携は無理なのでしょうか。または、本市にある昭和大学との連携は無理なのでしょうか。つまり、本市の持つ人脈を屈指してみるとか、小児科医を増やす独自のアイディアは無いのか、あらゆる可能性を試してみようとする強い気構えを感じられない答弁に何の説得力もありません。市長はマニフェストの中でも「子育てしたいまちNo.1に」と掲げています。「No.1」と謳うからには、困難な状況に立ち向かう強い決意が無ければ何事も実現しないのではないでしょうか。繰り返しますが、私も現状では困難であると認識しております。しかし、困難であるけれど諦めておりません。市長答弁にありましたように、当該施設の利用者は年々増えてきております。また、さらなる周知によってますますその重要性が増すことは確実だと思われます。
 そこで市長に再びお伺いいたします。市長答弁の「現時点における24時間体制の導入は極めて困難であると捉えております」に続く言葉は何もないのでしょうか。
以上で標題2、小児初期救急医療センターについて2回目の質問といたします。

《横山勇志議員 第2標題2回目の質問に対する答弁》

 横山議員の2回目の御質問にお答えいたします。
 富士・東部小児初期救急医療センターの診察時間につきましては、これを本市に誘致・開設するに当たり、当然24時間体制を念頭に置いて検討が行われ、関係各方面への働きかけやその運営を直接的に担う県内小児科医の協力体制や協力方法等について、幾度となく議論・折衝が重ねられてきたところであります。
 現実的には、富士・東部地域の有する医療環境資源では十分ではなく、甲府方面等の小児科医の協力を得ることができ、診察時間をやむなく午後12時までとすることで開設までに漕ぎ着けた経緯があります。
 現在、富士・東部小児初期救急医療センターは開設から2年を経過したところでありますが、この間、小児科医の状況などに大きな変化はみられないことから、24時間体制の導入は極めて困難であるとの私の率直な現状認識について、先ほど答弁申し上げたところであり、市政運営を預かるものとして、現状に甘んずることが許されないことであることは重々、認識をしております。
 小児救急医療体制につきましては、県及び医師会、県下全市町村等により検討・運営されていることも踏まえ、関係者が歩調をあわせ本市への誘致を働きかけた者として、24時間体制の実現を図るため、引き続き先導者的な役割を担って参る所存であります。
 以上、答弁といたします。

 市長は今回の統一地方選挙において、実に20年ぶりに現職で再選されました。しかし、時を同じくして我が国では国難ともいえる状況におかれていることはご存じの通りです。このような難局の中でも、市長は自身の掲げたマニフェストを着実に実行し、強いリーダーシップで本市を導いてくださることを市民も私も大いに期待しております。
以上で平成23年6月定例議会において一般質問を終わります。
ありがとうございました。